うつ病と学習性無力感との闘い。どん底に落とされる日

<注意>

今回の投稿は少しネガティブな

表現が含まれます。

苦手な方、

憂鬱感のある方の閲覧は

自己責任でお願いします。


この記事では、

  • うつ病患者のうつの酷い時期を知る
  • うつ病に関する悩みや生きづらさ
  • 学習性無力感についても理解を深める

などが分かります。

 

現在うつ病で悩み苦しんでいる方や、

そのご家族、周りの人に

うつ病当事者の気持ちや思考の仕方、

偏りを少しでも理解していただき

誰かの「心の辛さ」の

一助になればと思います。

 

ぜひ読んでいただきたい内容です。

 

<目次>

 

無力感が強化されてきた過去

「いっそ消えてしまいたい」

「どうして、僕は生まれてきたんだろう?」

「僕なんて生まれてこなければよかった」

 

昔から落ち込んだり、失敗したりと

思うようにいかないことがある度に

自分に自信が持てず、

このように考えることがあった。

 

これは、発達障害

特性の1つ完璧主義や

白黒思考と呼ばれるものが

原因だったのかもしれません。

 

自分の思っている通りにいかない

自分を嫌い、否定し。

 

思い通りに行かないたびに、

「自分はダメな人間なんだ」と

無力感を学習していく。

 

いわゆる、

学習性無力感。

 

なんのとりえも、

自慢できることもなく。

 

好きな事ですらコロコロ変わり、

長続きした試しもない。

 

次第に、何をするにも

最後まで成し遂げるという

自信もなくなり。

 

ただ、人一倍

・誰かに認めらたい。

・誰かの役に立ちたい。

・必要とされたい。

・褒められたい。

という欲求だけはある。

 

そんな、

理想と現実とのギャップに

苦しむ日々。

 

この感情はよくよく思い出すと、

高校時代にはあったと思います。

 

自分が存在すること自体に

疑問を感じることもありました。

 

「なんで生まれ来たのだろうか?」

「いっそ生まれてこなければよかった」と

悩み、辛い日もありました。

 

何度も適応障害

休職したりしていく中で

更にこの感情は

より強固なものになりました。

 

それでも、

何とかその都度立ち直り

自分の理想や夢を描いて

ここまで何とか生きています。

 

”うつ”と言うどん底に落ちる

この無力感を

加速させる出来事がありました。

 

こんな僕も、さすがに

働けなくなり焦りを感じています。

 

何とか生活リズムを崩さないように

朝起きたり、湯船につかったり、

ストレッチや散歩など

できる日はなるべくしようと。

 

図書館で病気や心理学、

エッセイなどを借り

人の考えや価値観を学んだり。

 

YouTubeやネット記事から

日々学びを得ようと

もがいています。

 

日々のホント小さな積み重ね。

みなさんにしてみたら

「パッ」とできてしまうような

事ばかりですが、少しずつ少しずつ

体調を整えて日々過ごしています。

 

そんな中。

起きるんですよね。

事件というのは。

 

少し元気になった僕は、

何かできないかと行動する。

 

本来喜んでもらえるはずの事。

でも、

僕にはそんな結果は起こらない。

 

「何か助けになれば」と

考えて行動したときに限って、

がんばったときに限って、

僕の心や今までの頑張りを

どん底に落とされる。

 

感謝されることは一瞬。

そのあとには、

愚かだった過去の自分の出来事、

行動を持ち出され、

否定され、責められる。

 

忘れたい過去をまた蒸し返される。

全部自分がやってきた事実。

 

自分が招いた結果。

これは確かな事だ。

 

自分に非があり、

受け止めないといけない過去。

 

・・・でも、このタイミングか。

 

今まで少しずつ

積み重ねてきたものが

一瞬で崩れる・・・。

 

そう。

うつのどん底に逆戻り。

毎回、毎回。

 

この呪縛はいつまで続くのだろうか?

一生か?

つら過ぎる。

もう、がんばれない。

 

「もう、消えてしまいたい」

 

自分が生まれてこなければ…。

僕と関わった人は確実に

幸せだったのではないかという仮説が

より強固になっていく。

 

他にもいろんな話や質問もされるが

全く頭に入ってこない。

 

自分の意見や感情・・・

全く出てこない。

 

何が良くて

何が嫌なのかもわからない。

 

思考停止。

一種のパニック状態です。

 

ただただ、

聞き入れることしかできない。

 

頭を支配しているのは、

「消えてしまいたい」

「生まれてこなければよかった。」

という自責の念。

自己否定。

 

このような

学習的無力感がだけがぐるぐると

頭を回っているだけ。

 

どうすればいいのか、

何をすべきかもわかりません。

 

希望と未来が見えなくなる

体験から何を得たのか

正直分かりません。

 

一瞬にして希望を見失い、

未来はまた見えなくなりました。

 

なんのために

今がんばっているのか、

バカバカしくなるほど。

あっけない・・・。

 

死ぬことさえ考えました。

 

でも、

「死にたい」じゃない。

「消えたい」です。

 

ここでも僕は他力本願。

自分で死ぬ勇気すらありません。

 

死ぬのは怖い。

でも、生きていく事も辛い。

どこかへ逃げだしたい。

逃げる場所も・・・

術も・・・・・・・

何も持ってない。

 

何でこんなに

辛いことばかり起こるんだろう?

 

みんなもこんな

経験しているのだろうか?

 

もし、

自分だけだとしたら

そんなに悪いことを

してきたのだろうか?

 

そんなことを嘆いても

誰も答えは分からないし、

教えてもくれない。

 

この記事を書けるようになるまで

5日程かかりました。

 

しかも、

なるべく感情を忘れないうちにと、

相当無理して書きました。

 

それまでは、

ベットから起きることも、

トイレへ行くことも

何をするにもしんどい日々。

 

まったく答えが出ません。

また暗闇へ向かって

ただ前へ歩いていくしかありません。

 

死ぬ勇気はないので。

 

また少しづつ積み上げていくしか、

それしか

今僕ができることはありません。

 

今日より明日が。

未来がちょっぴり幸せでありますように

 

と願いながら前へ。

 

まとめ

  • うつ病と長く付き合うことで学習性無気力に陥りやすい
  • 完璧主義や白黒思考で生きづらさや、
    自分を受け入れるハードルが一気に上がってしまう。
  • うつ病どん底の時の当事者の気持ちや思考がどのように
    なってしまっているか少しでも理解してほしい。

うつ病を患っている人が、

話を聞かない。

理解しないのではなく、

 

頭がパンクして、

「できない状態」に陥っている

ということも

理解していただけたら嬉しいです。

 

また、

僕のような発達障害の中の

コミュニケーション障害の人は特に、

耳で会話を理解することが普通の方より、

とても難しいです。

 

文字やメールなどの文章で、

1つずつ問題を

解決できるといいようです。

 

本当にダメな時はダメですが・・・。

すみません。

 

僕の日常がブログ記事を通じて、

うつ病や生きることに悩む人々の

何かしらのお役に立てば幸いです。

 

共感と理解が広まると

更に嬉しいです。

 

人が人に優しい

幸せな世界になりますように。