うつ病で休職してからというもの、
自分の病気のことを理解するために
今までの人生で読んでこなかった本を読み始めた。
これは自分でもすごいと思う。
偉いぞ自分。
まぁ、頭に入っているかどうかは別ですが・・・。
ただ最近一つ思うこと。
それは、うつ病の僕を始め、
精神疾患を抱えている人や
うつ状態でメンタルが弱っている人も
健常者と同じく自己啓発本などの本の内容にある
効果や考え方、方法は同じでいいのだろうか?
また、一度精神疾患を経験した人に対しても、
同じ行動や考えを持って生活していいのだろうか?
今回はそんな僕の想いを少し書いてみました。
目次
- うつ病患者にとっての自己啓発本のメリットとデメリット
- 自己啓発本を読む前に確認すべき3つのポイント
- うつ病患者におすすめの自己啓発本を選ぶコツ
- 自己啓発本を読む際の5つの注意点
- うつ病患者が自己啓発本を活用する際の心得
- フォロワーさんのアンケート結果
- まとめ
なぜそんなことを考えたかと思ったかというと、
「もっと頑張らなきゃ」
「前向きにならなきゃ」
早く復帰しなくてはと焦っていました。
そんな時、
読んだ本のいくつかに自己啓発本がありました。
しかし、本に書いてある内容を読んで思ったのです。
「あれ、これ働き方って昔の自分だ」
その本に書かれていた内容のような生活を送り、
潰れた自分を思い出したのです。
このことがきっかけで疑問を覚えました。
自己啓発本は、
使い方を誤るとうつ状態を引き起こしたり、
かえって症状を悪化させてしまう可能性も
否定できないのではないのかと。
そこでまずは、
メリットとデメリットから見ていきましょう。
うつ病患者にとっての
自己啓発本のメリットとデメリット
-
メリット
- 考え方や行動を変えるヒントになる
- 症状の改善に役立つ場合がある
- 希望や生きがいを見つけるきっかけになる
- モチベーションが高まる
- 新しい知識やスキルが得られる
-
デメリット
- 内容によってはプレッシャーになり、自己否定に繋がる
- 症状が悪化する可能性がある
- 書かれている内容はあくまでも参考であり、全ての人に当てはまるわけではない
自己啓発本を読む前に確認すべき
3つのポイント
-
現在の症状の把握:
症状が重度の場合や集中力、理解力が低下している時は
無理せず専門家に相談しましょう。
- 本の内容:
無理なポジティブシンキングや
過度な行動活性化を強調しすぎるものは避けましょう。
また無理に自信を鼓舞する内容のものも良くありません。
これはプレッシャーや自己否定につながります。
-
本の選び方:
科学的根拠に基づいて書かれた内容のものや、
専門医やカウンセラーなど
専門性や信頼性の高いものを選ぶのも良いです。
うつ病患者におすすめの
自己啓発本を選ぶコツ
■『よろしければ👇』
精神科医の『藤野先生』の著書。
「『誰かのため』に生きすぎない」おすすめです。
自己啓発本を読む際の5つの注意点
-
無理はしない。
自分の体調と相談しながら読む
結局1番の療養はしっかり休むことです。
-
内容を鵜呑みにしない
本に書かれている内容は
万人に当てはまるわけではないことを理解する -
自己否定に繋がるような考えは避ける
-
必要に応じて専門家に相談する
-
いきなり読書の内容を実践しない。
まずは、読書よりも日常生活の中でできる小さな目標を決める。
その小さな目標をクリアすることから始めよう
うつ病患者が自己啓発本を活用する際の心得
-
自己啓発本はあくまでも補助的なツール
-
治療の中心は専門家による治療
精神疾患は治るのに必要な期間は人それぞれ。
早く治る人も、時間がかかる人さまざまです。
あくまでも主治医の先生の治療方針に沿って行動しよう。
-
症状の改善がみられなかったり 悪化したと感じたら、本の内容を実践するのを辞める。
症状が良くない場合は、すぐに読むのを中止し、 専門家に実践した内容などを相談するようにする
■精神科を受診している方への先生への相談のヒントを
書いた記事も良ければ読んでみてください。
フォロワーさんのアンケート結果
今回この記事を書くにあたって𝕏(旧Twitter)でアンケートを取ってみました。
参考までにご覧ください。
まとめ
うつ病患者や精神的に落ち込んでいる人にとっては
自己啓発本を活用する際、無理のない範囲で読書を楽しみましょう。
症状改善に役立ち、
前向きな気持ちになれる可能性がある一方で、
悪化してしまうというリスクもあることを
理解し読み進めるのが良いと思いました。
また、できるのであれば、
専門家の指導を受けながら
慎重に利用することが大切です。
このブログ記事を参考に、
みなさんの人生に自己啓発本を上手に活用し、
心の回復や幸せな生活に役立てていただければ幸いです。
コメント欄や𝕏(旧Twitter)では、
みなさんの体験談や感想をお待ちしています。
一緒に、
うつ病と向き合い、より良い人生を送っていきましょう。
今日も本当にお疲れさまでした。
また新しい明日へ1歩。
ちょっぴり幸せで素敵な人生が日々過ごせますように🌠
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