【歩きまわる理由】不安に押しつぶされそうな夜

 

今月の調子の悪さ

最近ホントに身にしみて感じている。

この病気は日々の生活を一筋縄ではいかないということを。

 

今月は特に体調や気分が落ち込み、何も手につかない日々が続いていました。

朝起きてもぼーっとして。

気がつけばまた眠りに落ちている。

 

お昼を食べても何もやる気が出ず、時間だけが無情に過ぎていく。

そんな日々が続く中、行けるときは何とか振り絞って夕方に散歩を試みています。

 

今日も散歩だけはと思い、出かけられたところまでは良かった。

 

夜の散歩と突然の不安

今日もいつものようにイヤホンから好きな音楽を聴きながら散歩。

夜の散歩中にイヤホンから流れる好きな音楽を聴くのは少しの安らぎの時間。

 

しかし、突如として現実の重さが胸に押し寄せてきました。

不安と辛さが一気に襲いかかり、足が重くなりました。

やろうと思っていたことが何一つできない日々が続いていること、

お金のこともこのまま親に助けてもらってばかりでいけないこと、

その現実が僕を押しつぶそうとしていました。

 

 散歩中の心情

夜の道を歩きながら、僕の心はどんどん不安でいっぱいになりました。

 

毎日が同じように過ぎていく中で、何かをやろうと思っても手につけられない。

その無力感と、自分の情けなさが一層鮮明になっていく。

 

悔しい、決して諦めているわけではないし、頑張っていないわけでもない。

なのに、結果としては何も成し遂げられていない自分がいる。

 

これが本当に辛かった。

 

見える惨めさと悔しさ

自分自身を振り返ると、まるで無力な自分がそこに立っているようでした。

今までの人生がなかったか、全く意味のない物だったかのように。

 

親に頼り続けることに対する罪悪感、

何もできない自分への苛立ち、

頑張っているのに結果が伴わない現実。

 

これが余計に僕を惨めに感じさせました。

 

きっとサカナクションを聴いていてついこの間の番組の山口君とリンクしてしまったのもあるかもしれません。

 

でも大好きなアーティストで大好きな音楽。

普段そんな落ちることはなく、心地よいリズムとメロディーに癒されているのに。

今日は違いました。

 

それでも歩み続ける

それでも、僕はその夜の道を家に向かい歩き続けました。

 

心の中では悔しさと惨めさが渦巻いていましたが、それでも一歩一歩を踏み出すことに意味があると信じたかったのです。

 

今日は月は見えませんでした。

寂しい心でいっぱいでした。

掌は夜風で少し冷えて

新しい夜を街の明かりの元

答えが分からないまま

何もわからないまま

 

家に着くまでの道をつらつらと歩き続きました。

 

そう「アルクアラウンド」の歌詞のように

 

 

散歩が終わり、家に戻ったとき、何かが劇的に変わるわけではありませんでした。

 

それでも、今日もこの思いをブログに書こうと思えました。

 

 

小さな成功から見つける希望

うつ病の闘病は厳しく、日々が何の変化もなく同じように過ぎていく。

そして、ふとした瞬間に押し寄せる不安や辛さに押しつぶされそうになります。

 

それでも、今日の夜の散歩のように、少しずつでも前に進むことが大切なのかもしれません。

 

また知らない場所を知るようになるように

今始まる意味を探し求めて

 

まとめ

この辛さや惨めさをブログに吐き出すことで、僕は自分の心情を整理し、少しだけ前向きな気持ちを取り戻したかったのかもしれません。

 

たかが散歩でこんな心がかき乱されることが起こるなんて。

でも毎日の小さな一歩一歩が、やがて大きな変化をもたらすことを信じて、今日も明日もまた歩き続けたいと思います。