生きずらさから見つけた『働かない⁉』という道

僕はうつ病発達障害の影響で

今まで何度も人間関係に悩み、

何度も転職や休職を繰り返してきました。

 

「もう職場の人間関係に振り回されたくない」

「病気の再発で安定しない生活なんて嫌だ」

「不安ばかりで人生を楽しめずに生きて行くのを辞めたい」

 

ずっとそう感じて生きていました。

未だにそうかもしれません。

 

でも、ある時思ったんです。

「働かないで自分の満足するような生き方をしたい」

 

「いやいや、

みんなそうでしょ?」

 

「そんなことできたら

誰も悩んだりしないよ」

 

今にもそんな声が聞こえてきそうですね。

 

確かに、

文面そのままだとそのように

言われても仕方ありません。

 

でも、

僕の言う『働かない』は、

企業に属さない。

 

つまり

『就職するのを辞めてみる』

という考えです。

 

今世の中、

いろんな仕事があります。

 

最近では副業もたくさんの

種類がありますよね。

 

数年前には

ノマドワーカーなんてのも

流行ってました。

 

今更遅いんじゃないかと

自分でも思います。

 

 

しかし、

「行動してから諦めてもいいかな?」と

「少しだけ足掻いてみようかな?」と

そう思ったんです。

 

今回はこのような

考えになったお話を

させていただきます。

 

 

<目次>

 

 

 

 

 

1. 高校生が感じる謎の違和感

 

 

話は

高校生の自分まで遡ります。

 

当時から周りと違う自分に

少し違和感を感じ始めます。

 

でもその違和感というものの正体が

自分は何か分かりません。


しかし、

確実に他の友達とは違う何かが

僕との間にある。

これは分かりました。

 

特に感じていたのは、

人間関係です。

 

もっと言うと、

友人との関り方についてです。


僕は特に

いじめられていた。

仲間外れにされていた。

というわけでもありませんでした。

 

それなりに遊ぶ友達もいました。

 

決して人気者でもなければ、

クラスで一人ぽつんとしている

ような存在でもない。

 

いわゆる中の中。

 

モブです。

 

しかし、

モブとの違いが

一か所だけあります。

 

それは、

親友と呼べるような

関係になる友達がいないこと。


毎日のように遊んだり、

話したりする友達はいました。

 

でも、

悩みを相談したり、

自分の深い部分を

話せる友達はいませんでした。

 

始めは、

「誰も僕の事を分かってくれる人がいない」

と思っていました。

 

今思うとたぶん逆です。

 

僕が誰のことも信用したり

分かろうとしていない。

 

僕が表面だけで付き合っている。

だからみんなもそうだっただけ。

 

当時の僕は凄く警戒心が強く・・・。

 

いや、

怖かったんだと思います。

人に裏切られたり、

弱い自分を見せるのが。

 

そしてそれは、

自分と周りが少し違うという

違和感からきている。

 

周りは気づいたり、

感じたりしていることを

僕はどうやら感じない。

 

違う風にとらえる。

 

どうやらズレている。

 

でも、

何が違うのかわからない。

 

 

高校生という多感な時期に

周りと違うは

かなりの恐怖と不安です。

 

「絶対にバレたくない」

 

ここから生きずらさが

増々強くなっていきます。

 

しかし、

そんな仮面はすぐに

役に立たなくなりました。

 

2. 通用しないモノマネの術

そうです。

 

社会人になった瞬間から

偽っていた自分のボロが

どんどんと出ていきます。

 

高校までは

人のマネや

周りに合わせる事ばかり。

 

自分というものがない僕は、

社会人になった途端

世界の広がりに対応できない。

 

そして、

どこに自分を合われば

いいかわからなくなりました。

 

同じ仕事のやり方1つでも、

他の人は自分で考え、

どうしてそうするのかを

理解したうえで行動している。

 

 

僕は、

ただ言われた通り

見よう見まねでマネしているだけ。

 

その行動がなぜ必要なのか。

 

本質や成功の結果が見えていない。

 

同期は問題もなく

終わらせる同じ仕事。

 

 

僕はというと

いつも取引先から怒られる。

 

社内では連携が取れず、

迷惑をかけてばかり。

 


「なぜ僕だけできないんだ」

「どうしてこんなに怒られてばかり」

 

とその度思います。

 

それが徐々に

「僕は何てダメな人間なんだ」

「きっと才能がないんだ」

 

そうやって自分を責めては

「もっと、人の倍がんばらなきゃ」

「出来ないんだからもっとやらなきゃ」と

 

何も考えずにただ寝る時間を削り、

プライベートの時間を削り働く。

 

その結果は

簡単に想像がつきます。


体調不良から

心の病気になり休職。

 

そして転職。

 

これを何度も

繰り返してきました。

 



3. 利用する人間と利用される人間

 

実は、

僕が就職に向いていないと

心の底から気付かされた

事件があります。

 

それは、

一番信頼していた上司から

見放された事件でした。


プライベートでも

よく出かける程

仲良くしていたので

すごくショックでした。

 

 

どのくらいの期間か

覚えていないほど。

 

数週間・・・。

数か月・・・・・・。

僕に何が起きたのか

受け入れられませんでした。

ただただ布団で目覚め気が付いたら寝てて

起きてるのか寝てるのか分からない日々。

 

 

しかし

少し気持ちが落ち着いた

ある時ふと気づきました。

 

よく考えると、

僕は上司の都合よく

使われていただけだ。


僕が思い通りに動くから

利用するのにちょうど

よかっただけなんだと。

 

 

前職までに

社畜根性が出来上がっていた僕は、

 

・結果を残したい。

・人から気に入られたい。

・褒められたい。

・がんばっていると認めてもらいたい。


その一心で上司の言う要求をこなしていました。

 

こうも都合よく動いてくれれば

そりゃ可愛がられる。

 

重宝されるのは

当たり前です。

 

 

しかし、

一度、

体調を崩したのがきっかけで

セーブして仕事する

ようになりました。

 

すると上司の態度が

変わって行きました。


以前より僕が

思い通りに動かない。

 

つまり使い勝手が

悪くなったのが理由です。

 

「おい、手を抜くな」

「素直じゃなくなったな」など

面談の時に言われたのを

今でも思い出します。

 

そのあとは簡単です。


変わりが見つかれば

僕は用済み。

 

 

僕はなんて

人を見る目がないのでしょう。

 

でもその当時は、

なぜそんなことに

なったのかわからない。

 

 

急に上司の態度が変わり、

必要とされなくなった。

 

そんな僕は

「もう誰にも必要とされなくなった」

「どこへ行っても同じだった」

「生きていても意味がない」

「いっそもう終わらせて楽になりたい」

と思い詰めます。

 

未来に希望一つ持てなくなりました。

 



 

4. 納得がいった新しい診断~病気の特性~

 

そこからは

起きているのか、

寝ているのか。

 

そもそも

生きているのか

死んでいるのかさえ分からない。

 


毎日、何にもやる気が出ない。

 

ただ布団の上で

1日の大半を過ごす生活。

 

この出来事以前は、

適応障害」でした。

 

しかし、

この事件をきっかけに

うつ病」と

ASD傾向の発達障害

も診断されました。

 

 

でも、

この診断には僕は少し納得。

 

前向きに

診断の結果を

受けいれられました。

 

 

今までの人生における違和感に

なんとなく説明がついたからです。

 



 

5. ”自分らしい” 生き方への道

 

僕の人生の

”生きずらかった”

全部ではありません。

 

 

それでも、

少なくてもこいつ(病気の特性)の

せいでこれまで”生きずらかった”んだと

気付くことができました。

 

 

そこから僕は考えました。

◆どうしたら苦手な人間関係で苦労しないか?

◆せめて生活は安定させたい。

◆自分の好きな事を楽しめる人生を送りたい。

◆そのためにはお金を稼ぐ方法を見つけないと。

 


自分の体調は不安定。

 

就職しても

また同じ結果になるだろう。

 

だから、

自分の体調のいい時に

できる仕事・稼ぐ方法を見つけよう。

 

このように人生に対して

前向きに考えることが

できるようになりました。

 

 

今の僕の目標は

笑われるくらい当たり前です。

 

「自分らしく生きてみる」

 

でも、

ここにたどり着くまでに

ずいぶんと長~い長~い

回り道をしてきました。

 


ごめんね。

昔の自分。

 

だから、これからは

「しっかり自分らしく生きてみたい!」

と心から願っています。


その為なら、

少しずつ頑張れると思います。

 



 

6. 目標へ今日から一歩

 

 

趣味や旅行、

新しい交流など

やりたいことは

たくさん浮かびました。

 

今まで、

自分の人生なのに

自分のやりたいことなんて、

学生の時以来考えもしませんでした。


何より

やりたいことを考えている時が

今すごくワクワクします。

 

 

まだこんなにも

やったことがないことがある。

 

こんなことに興味あったっけ?

 

新しい自分に出会えた瞬間です。

 

これからは

この気持ちを大切にしていく。

 

そのためにまずは、

・体調を整える

・生活の基盤を安定させる。

 

ここが僕の最初の課題

 

「こいつをクリアして

少しずつ自分らしく生きて行く!」

 

このような想いで

今日もちょっとずつ

もがいて生きています。

 



 

7. まとめ

 

 

今回は、

僕が『働くこと』を

辞めようと思ったこと

について話しました。

 

今世の中には

たくさんの仕事があります。

 

昔から変わらずにある職種。

時代とともに変化してきたもの

新しく出て来たもの

 

どれを選んでもいいと思います。

 

 

僕は、

・チームと一緒に働く

・コミュニケーションを
とり円滑に仕事をこなす

・相手の想いや気持ちを察する

・体調を整えること

これらがとても苦手です。

 

ですので、

これまでの経験を考えると

「就職して企業に勤めること」が

難しいと感じました。

 

きっと、

このように同じ悩みや

生きずらさを感じている人は

いらっしゃると思います。

 

 

そんな方に

少し違った考え方や、

人生を少しでも楽に

考えられるようになればいいなと

思いこの記事を書きました。

 

今やYouTuberやインフルエンサー

稼いでいる方もたくさんいらっしゃいます。

 

その陰では、

動画の編集やSNSの運用の代行等

自宅にいながらできる仕事もあります。

 

これらは誰かの役に立つ。

 

とても立派な仕事だと思います。

 

また、

自分の興味があることを

仕事にするという選択をして

稼いでいる方も

最近では増えてきたと思います。

 

確かに

「狭き門」という職種もあります。

 

でも、

動かなければ0%

 

行動すれば

可能性は上がっていきます。

 

向いてないかな?

と気づくきっかけも行動からです。

 

諦めるということは、

次にやりたいことに

挑戦できるということです。

 

 

そうやって、

自分がワクワクしながら

自分らしく生きて行く。

 

そんな人生でも

いいのではないでしょうか?

 

 

みなさんがキラキラと

輝く未来へ今日も一歩。

 

ちょっぴり幸せな日々が

送れますように🌠